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『私にとって操体は宝の地図である5』

ブログも中盤4日目ともなると前半の内容だけではどうしても煮詰まってしまう。カレーも3日目位ならちょうど良い頃合いだとは思うが、4日目ともなるとさすがに飽きてしまう。ここで『橋本敬三論想集 生体の歪みを正す』を開きページを捲ってみる。この本は橋本敬三医師が書き留めた手記を一冊の論想集としてまとめたもので、1987年(昭和62年)に初版が刊行されているが、それ以前に出版された橋本医師の著書にも収められた文章も多く大変参考になるので、是非読まれることをおすすめする。しばらくは絶版の状態だったようであるが、一昨年にオンデマンド版として再販されている。また絶版にならないとも限らないので買うなら今である。

その中で今回目が止ったのは昭和47年の1月8日の「日本医事新報」に掲載された『医学教育』という文章だ。このなかに 

”親は子を生んで育て、子は親に産まれて育てられる。自然は人を生み、人は自然に育てられている。親心もわからずに屁理屈言ってもはじまらない。親心、それは自然法則以外の何物でもない。自然環境のなかで生命体がそれに適応することが生命の使命なのだ。”

という一文がある。そしてその自然法則というものは、突き詰めて行くと「呼吸」「飲食」「身体運動」「精神活動」という4つの営みに集約され、それぞれに自然法則が存在し、それぞれが同時相関相補連動性になっており、4つのうち1つでもその法則に反することがあれば、生命体は破壊に傾いてくるが、同時に4つのうち1つでも法則に則って生活してゆけば、その他のバランスも整ってくるという有り難いシステムが存在している。

先程の橋本医師の文章に次の様にも書いてある。

”精神活動が法則に背反すれば環境破壊もする”

どうしても私達は自分たちの都合の良い様に、自然環境を適応させようと躍起になる。冬寒いと必要以上に暖房を強めてしまうし、日が沈むと不自由だからと深夜まで煌煌と明かりをともす。それで電力量が足らないといって嘆くのだから本当に始末に負えない。知人に某電力会社の社員の人間がいる。その人は電気を作る会社に勤務しているのであるが専門は地球環境工学、地球環境を壊さないように快適に生活するにはどうすれば良いのかということを機会があるたびにレクチャーしてくれる。話は横道にそれてしまったが、現在まで社会の歩んで来た道のりは、生めよ増やせよという生産活動が主体の大量生産・大量消費が社会・経済の柱になっていた。人間で言うなら交感神経優位の過緊張状態で進歩して来たとも言える。その代償として病気の90%がストレス性疾患とまで言われる様なストレス社会を形成するに至った。橋本医師は広く医学会に健康社会建設の必要性を切々と説いて来た。しかし40年経った今の状況がこの有様であることを考えるとあまりその分野では進歩がなかったと言わざるおえない。今年は2012年奇しくもニューエイジ好きの私にとっても大変興味深いアセンション(次元上昇)年です。以前畠山常任理事のブログ中にも登場したが物質中心の西洋思想から精神世界中心の東洋思想へのシフトチェンジも進んでくる。私達はどのような2012年を過ごすのか。とても興味深い1年である。
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『私にとって操体は宝の地図である5』

ブログも中盤4日目ともなると前半の内容だけではどうしても煮詰まってしまう。カレーも3日目位ならちょうど良い頃合いだとは思うが、4日目ともなるとさすがに飽きてしまう。ここで『橋本敬三論想集 生体の歪みを正す』を開きページを捲ってみる。この本は橋本敬三医師が書き留めた手記を一冊の論想集としてまとめたもので、1987年(昭和62年)に初版が刊行されているが、それ以前に出版された橋本医師の著書にも収められた文章も多く大変参考になるので、是非読まれることをおすすめする。しばらくは絶版の状態だったようであるが、一昨年にオンデマンド版として再販されている。また絶版にならないとも限らないので買うなら今である。


生体の歪みを正す オンデマンド版―橋本敬三論想集

作者: 橋本敬三
出版社/メーカー: 創元社
発売日: 2010/08/25
メディア: 単行本
購入: 1人 クリック: 8回
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その中で今回目が止ったのは昭和47年の1月8日の「日本医事新報」に掲載された『医学教育』という文章だ。このなかに 

”親は子を生んで育て、子は親に産まれて育てられる。自然は人を生み、人は自然に育てられている。親心もわからずに屁理屈言ってもはじまらない。親心、それは自然法則以外の何物でもない。自然環境のなかで生命体がそれに適応することが生命の使命なのだ。”

という一文がある。そしてその自然法則というものは、突き詰めて行くと「呼吸」「飲食」「身体運動」「精神活動」という4つの営みに集約され、それぞれに自然法則が存在し、それぞれが同時相関相補連動性になっており、4つのうち1つでもその法則に反することがあれば、生命体は破壊に傾いてくるが、同時に4つのうち1つでも法則に則って生活してゆけば、その他のバランスも整ってくるという有り難いシステムが存在している。

先程の橋本医師の文章に次の様にも書いてある。

”精神活動が法則に背反すれば環境破壊もする”

どうしても私達は自分たちの都合の良い様に、自然環境を適応させようと躍起になる。冬寒いと必要以上に暖房を強めてしまうし、日が沈むと不自由だからと深夜まで煌煌と明かりをともす。それで電力量が足らないといって嘆くのだから本当に始末に負えない。知人に某電力会社の社員の人間がいる。その人は電気を作る会社に勤務しているのであるが専門は地球環境工学、地球環境を壊さないように快適に生活するにはどうすれば良いのかということを機会があるたびにレクチャーしてくれる。話は横道にそれてしまったが、現在まで社会の歩んで来た道のりは、生めよ増やせよという生産活動が主体の大量生産・大量消費が社会・経済の柱になっていた。人間で言うなら交感神経優位の過緊張状態で進歩して来たとも言える。その代償として病気の90%がストレス性疾患とまで言われる様なストレス社会を形成するに至った。橋本医師は広く医学会に健康社会建設の必要性を切々と説いて来た。しかし40年経った今の状況がこの有様であることを考えるとあまりその分野では進歩がなかったと言わざるおえない。今年は2012年奇しくもニューエイジ好きの私にとっても大変興味深いアセンション(次元上昇)年です。以前畠山常任理事のブログ中にも登場したが物質中心の西洋思想から精神世界中心の東洋思想へのシフトチェンジも進んでくる。私達はどのような2012年を過ごすのか。とても興味深い1年である。

『快と楽の違い』



「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く行ったもので、私の住んでいる福岡の街も暑さも和らいで来て随分過ごしやすくなって来ました。暑くて眠れなかった熱帯夜の苦痛を思うと本当に『楽』になって来ました。初日はSotai Forum in Madridの話題から入りましたが、今日2日目からは今回のリレーブログのテーマであります。『快と楽の違い』についてという内容で書いて行きたいと思いますのでお付き合いをお願いいたします。

どうやらお茶にも、お花にも、謡にも、フラダンスにも日本舞踊にも何かにつけて○○流や○○派といった派閥や流派というものがあり、考え方や作法など様々な違いがあるそうだ。手技療法の世界でもカイロプラティックや指圧の世界では、行くかの流派というものが存在している様子、しかし私達が日々学んでいる操体においては、操体の創始者である橋本敬三医師の意志を継いだもの達が切磋琢磨しつつ、その学びの質的な差こそあれ○○流操体や○○式操体などと云う様なスットンキョウなネーミングをつける事無く発展しているように理解しています。(希望的観測ではありますが・・・)

しかし、先にも書きましたがその学びの深まりの中でひとつ未だに曖昧にされているものがあるます。操体法の臨床を行う際の動診を「気持ちの良い方」に通すのか、「楽でスムーズな方」に通すのかという『快か楽かの違い』です。これを読んでいる一般の方には「何のこっちゃ?」という話だと思いますので、まずは操体法のいろはの「い」から今日は入って行きたいと思います。

操体法は仙台のお医者さん 橋本敬三医師によって正体術、あんま・指圧、鍼灸、ヨガなどの様々な東洋医学のエッセンスを集約したい系図けられた医学であり、それはひとつの治療技術だけには留まらず、呼吸、食事、運動、思想という生きて行く中で誰にも変わってもらう事の出来ない4つの場(最小限責任生活)のバランス制御を柱にした包括医療の形態を取っている。通常我々が操体法と読んでいるのは、その中でも運動のカテゴリーに入ってくるのではありますが、全ての症状疾患の元となってくるボディーの歪みを取り除く為のアプローチの方法を指しています。


橋本敬三

橋本敬三医師

私達のからだはからだの中心(腰)からの連動装置になっていて一箇所の関節が動くと全身が連なって動くようになっています。だからこそ一箇所の以上が全身のボディーのバランスに影響してしまう。またこのボディーの歪みが生じてくるとそこには必ず感覚異常が起こり痛みは無いまでも「重たい」「だるい」「疲れやすい」などと云う診断はつかない不定愁訴に悩まされる事になるのです。そしてこのような状態の時にからだの関節に相反する動きを動作分析してみると必ず動かしやすい動きと動かしにくい動きに分けられる。そしてこの相反する動きがある場合は動かしづらい運動はやめて、動かしやすい方に運動するだけでもボディーの歪みは整復される。このような筋肉や骨格関節の持っている特徴を使いボディーの歪みを正常な状態に回復させるのが操体法による治療です。

これだけ書くと「じゃ~、痛くない方に動かしてやれば痛みが取れるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、これは半分ピンポンで半分はブーなのです。どんな治療にもパーフェクトという事はあり得ないのでしょうが、この痛くない方に楽な方に動かす方法で素直に取れてくれる歪みもあれば、楽な方に何十回、何百回やっても取れない歪みも存在するのです。様はからだが楽に反応しないのです。あんま・マッサージ・指圧に上手下手があるのは、治療者の技術的な差が大きいのかもしれませんが、操体法ではその差は操法に楽な方へ動かすのか、気持ちの良い方へ操法を通すのかという「楽か快の違い」で変わって来ます。楽な方よりも、気持ちが良い方を患者さんのからだにききわけてもらって、そのからだが要求する気持ち良さを味わっていただく事が最適な整復コースに繋がって来るのです。

このように書いてみると、誰もが「じゃ~、みんな気持ちが良い方にすれば良いよね。」と思いますよね。では何故気持ちよい方にではなく、未だに楽な方を選択してしまうのでしょうか?

未来の医学 操体法

最近読んでいて改めて感銘を受けた一文がある。操体法創始者である橋本敬三医師が書き残したものである。

橋本敬三


『人間悲願の達成へ』

1、生きる限り、快適に満足して、充分に生きたい。

2、現在までその可能性の確保は出来なかった。

3、生体(心身)は大自然が生んだ一つの機動する機関(システムオルガン)であり、設計と可能性にミスなし。

4、サイバネチックスの考え方でみる。

5、この機関は大地環境の場で、生命エネルギーの入力出力を繰り返す。

6、この機関は構造と運動に規格がある。

7、生命エネルギーの入出力のバランスのため、フィードバックを考える。

8、生活活動のうち自制可能な息・食・動・想の四つが最小限問題となる。

9、しかもこの四つは、機関そのものと環境を含めて、同時相関相補性になっている。

10、フィードバックの満足すべき基準の情報を選択する中枢の要求を探る。

11、原始感覚の安定感、満足感に行きつく。つきつめると快、不快となる。

12、機関は構造と運動の両面において、快と不快の間を可逆的に連動変化する。

13、運動を分析して、快のヴェクトルのフィードバックを行えば良いことが判った。

14、これで生体のバランス制御が可能となった。

15、この制御法は自力でできる。

16、他力でも可能性はある(過去から現在まで、すべてこれでやって来た)が、原始感覚から見れば、結果論となる。

17、原始感覚は意欲と追求の仕方で、向上または衰退する。

18、心の制御も希望が持てるようになった。

19、何故なら、想(気持と発声と言葉)と動とは同時相関相補性。

20、しかし、このメカニズムを可能にも不可能にもする超エネルギーは確かにある。その制御の見通しは未だ立たない。

(橋本敬三論想集 生体の歪みを正す 『人間悲願の達成へ』より)

まだ僕が若かった頃読んだ時には、いまいち腑に落ちていなかったのであるが、最近少し賢くなって来たのかこの短い文章の中に操体法の理屈が余すこと無くまとめられていることが判った。今改めてこの文章を咀嚼して僕の血肉として行きたいと思う。

健康に関する4つの場

健康とはつまり、人間が生命活動を行う上でのエネルギーバランスが取れている状態を指す。

そのバランスが崩れてしまうとからだは歪み、症状疾患を引き起こす原因になってしまう。

本来私たち人間の体にはこの生命エネルギーを調節し病気にならないための機能が備わっている。

これを生体恒常性(ホメオターシス)という。

この働きにより極端にバランスを崩すことなく健康的に生命活動を行えているのである。

この健康的な生活を営む上で人に代わってもらうことのできない最小限四つの営みが存在する。

呼吸・飲食・運動・精神活動である。

これら(最小限責任生活)はそれぞれに関連性を持っており、

どれか一つがバランスを崩してしまうと、そのほかの三つの活動にも影響を及ぼし、

生命エネルギーのバランスを崩してしまう。しかし、例えバランスを崩した状態であっても、

そのうちのどれか一つ改善させることでその他の三つの活動も影響され、

生命エネルギーのバランスは回復してくる。

これを生命エネルギーの同時相関相補連動性と呼んでいる。

つまり生命エネルギーのバランスを崩し症状疾患の出現した状態であっても、

呼吸・飲食・運動・精神活動という四つのいずれか一つを改善していくことで

症状疾患は消失し健康状態に回復することが出来るのである。

医者に見放された重症患者が、呼吸法や食事療法・ヨガ・整体療法、

はたまた宗教活動によって奇跡的な回復を見せることがあるのはこのためである。

プロフィール

操体プラクティショナー 秋穂一雄

  • Author:操体プラクティショナー 秋穂一雄
  • 東京操体フォーラム
    操体療法東京研究会
    社団法人日本操体指導者協会
     認定操体プラクティショナー
    あきほ整骨院院長
    健康維持増進力学研究所
     
    座右の銘?
    「からだの設計にミスはない」

    あきほ整骨院

    〒810-0005
    福岡市中央区清川2-21-22
      カメラの太洋ビル2階

    電話 :092(521)8508
    メール:sorashidou@gmail.com
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