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「気持ちの良さの流れを止めるな」

栄通り商店街をひとつ入ったマンションの一階の一番奥に三浦先生の治療院はある。治療院とはいっても特に看板が出ているわけでもなく、ただドアに先生の名刺が貼り付けてあり一見すると「まさかこんな所に治療院はないだろう。」と素通りしてしまいそうな場所だ。操体療法東京研究会に参加して間もなく先生から「よぉ~、秋穂。うちの治療院見にこいや~。」と言葉をかけてもらい、早速のこのこやって来た。ピーンポーン 玄関脇の呼び鈴をならす。「はいはい、今開けますよ~。おや秋穂さ~ん。」迎え入れてくれたのは、同じく研究会で学んでいる佐伯さんだった。(現在は京都府美山の萱ぶき屋根のおうちで開業されています。)「今、先生患者さん診ていて手がはなせないから静かにはいっておいで~。」入ってみてまず目に飛び込んできたのは壁一面の老師の絵、天井にはユーカリの葉、部屋一面に配置されているガラクタ(骨董品?)の数々、先程入口が治療院らしくないと書きましたが、中に入るとそれに輪をかけて治療院らしくない空間が広がっていました。
「秋穂さん、こっちこっち。」佐伯さんが手まねきします。カーテンで区切られた隣の部屋が治療室になっていて巨大な治療台の上で先生が操体法の臨床をやっていました。佐伯さんと僕はふたりでじ~っとその様子を見つめていました。操法はゆっくりと進み、快適感覚のうねりの中、先生と患者さんと佐伯さんと僕がゆったりと船にでも揺られている感じがした。先生は患者さんを正座位にポジションをとってもらい手関節の回内と回外(うちまわしとそとまわし)の動診をやり始めた。患者さんの左の手首が内側に回ってくるにつれて左の肘が開き、左の肩が頭の方に持ち上がってきた。からだ全部で連動している。隣では佐伯さんがモジモジと蠢き始めた。どうやら手関節の回内の連動をマネしているようだ。僕が佐伯さんのモゾモゾ連動を見て笑っていると、突然空から枕が降ってきた。枕は見事佐伯さんに命中。先生の方に目を向けると先生は背中をこちらに向けたまま「じゃますんな。」と小声でつぶやいた。枕は一体どこから飛んできたのだろうか?と首をかしげながら、またふたりで先生の臨床をみていた。
プロフィール

操体プラクティショナー 秋穂一雄

  • Author:操体プラクティショナー 秋穂一雄
  • 東京操体フォーラム
    操体療法東京研究会
    社団法人日本操体指導者協会
     認定操体プラクティショナー
    あきほ整骨院院長
    健康維持増進力学研究所
     
    座右の銘?
    「からだの設計にミスはない」

    あきほ整骨院

    〒810-0005
    福岡市中央区清川2-21-22
      カメラの太洋ビル2階

    電話 :092(521)8508
    メール:sorashidou@gmail.com
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