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東京操体フォーラムブログ 20120713

6日目は機能に引き続き「こころ」と「からだ」の関係性についての続編である。昨日は「やっぱりこころとからだは切り離しては考えられないものなのだ。」と云う内容であり、今日はそれに続く「それではこころとからだの調和を如何に取っていけばよいのか。」を読み進めてみたい。ここはついに問題の『消えた一文』に結び付くページである。きっと問題解決の糸口があるに違いない。

まず読み始めてすぐに目につくのが、キリスト教や仏教を題材にした信仰のチカラ、そして橋本先生がシベリア抑留中にソ連で触れた共産主義と唯物弁証法、そして私たち日本人にはなじみ深い古事記の日本の国産みの物語が紹介してある。橋本先生は『哲学する医者』であると言っても過言ではないと思うが、その思想的・哲学的に一治療家を越えた哲学者であった。現在、操体法は病院や治療院で用いられる治療法としての『操体法』と橋本先生の治療理念や思想・哲学など生き方の自然法則をも含む『操体』に分類されている。これは操体法が一治療技術にとどまらず、人間の生き方の自然法則の学びを得るための学問であるが故である。

橋本先生の文章自分なりに解釈してみると、日本にも古くから言い伝えや迷信、おまじないの類が数多く残っている。島根の福田先生曰く「島根では操体よりもおまじないの方が治療としてはポピュラー」なのだそうだ。今でも困った時の神頼みとばかりに受験シーズンになると学問の神様・菅原道真公を祭る太宰府天満宮には志望校絶対合格という目が血走った受験生が大挙して押し寄せてくる。そんな暇があるならば自宅で英単語のひとつでも覚えたほうが合格は近づくと思うのであるが、私も勉強していないのを棚に上げて合格を祈願した口なので人の事は笑えない。ただ太宰府天満宮の参道にある太鼓橋をカップルで渡るとそのカップルは別れるという迷信は私の経験上事実であると報告しておきたい。彼女ができた受験生諸君、調子に乗って「一緒に大宰府にお参りに行こう!」なんて言っていたら、志望校には合格しても彼女は必ず君の元を去っていくことでしょう・・・あしからず。私が肺炎のときに飲んだお不動様のお札もこの類である。プラシーボ効果と云うものも同じだとは思うが、これが私を救ってくれる魔法の薬なのだと信じられれば、何の変哲もない砂糖の塊りにも人の命を救う力が宿るのかもしれない。

また今回のブログ2日目の『食』の回にも出てきた唯物弁証法がここでも出てきている。『万物運動の起源は、物に内在する矛盾から生じる。』ということらしい・・・? あらゆるものには相対する矛盾、陰と陽、プラスとマイナスがあり、これらが互いにプラスがマイナスに、マイナスがプラスにと流れて行くことで現象が動くということらしい。確かに水は高いところから低いところに流れるし、電気はプラスからマイナスに流れる。しかし、なぜお金は金持ちにばかりに集まって、貧乏人には寄ってこないのだろうか?お金持ちから貧しい人にお金が流れてきてもおかしくななさそうなのに・・・矛盾を感じる。

しかし、橋本先生はこの唯物論を知った時、「ピーン」とひらめいた。これは東洋の考え方の方が、一段上等なことに気がついたのである。東洋哲学では、万物を陰と陽のふたつの異質の性質が常に流動しながら、上手くバランスを保っている。陰極まれば陽になるし、陽極まれば陰になる。落ち込んでいるから飲みに誘って、飲み始めると元気になってくるが、調子に乗って飲みすぎると気持ちが悪くなるのに似ている・・・けどたぶん違う。陰と陽は常に流動的に流れながらも上手くバランスを取っている。この調和した状態である陰陽未分の一なる存在を『太極』と呼ぶ。この太極が万物発祥の源だという。陰が女性で陽が男性、お互いが上手に相手を支え合いながら交わっていくとそこに愛が生まれる。その愛こそが万物発祥の源であるといってもも今度は間違いではなさそうである。太極は無極無限であり、陰も陽も全てを貫通する無限の存在である。そして問題の消えた一文の箇所に入る。

『そして生命現象の生物の組成を逆に考えてみるならば、生物の世界は有機の世界から生まれる。有機は無機の世界から、無機の原子は素粒子より成り、素粒子はエネルギー波動の世界より生じ、波動は陰陽二極の世界から起こる。陰陽なる性質の決定は、無限なる太極の意志である。』私たちの肉体はなんで出来ているのか、私たちのからだを燃やすと炭が残るので有機物である。しかし、そのからだも原子レベルに分別してみると無機物の集合体で出来ている。この無機質は物質の最小単位である素粒子より出来ている。素粒子同士はエネルギー波動によって引きあわされていて、このエネルギー波動は陰陽二極の世界から生まれる。そしてこの陰陽というエネルギーの決定は無限なる生命の意志によって決定されるというのである。さすがにちょっと難しい。

『この太極は生物から見れば第7の天になっている。各世界には、ひとかわ上の世界が入り込み、また各世界には第7天の太極が普遍貫通していることになる。現象界に入り込んでいる理念も、元始無限界の理念も、同格同質のものである。』

これは 生物を1としてみてみると 1.生物 2.有機物 3.無機物 4.素粒子 5.波動 6.陰陽 7.太極 太極は7層上の階層にある。そして 有機物は生物を作っているが、有機物は無機物から出来ているというように上下一階層に影響を及ぼす。そして無極無限の存在である太極はそのすべての階層を突き抜けて関与しており、全ての階層は優劣があるわけではなく同格同質の存在である。以前読んだ本に米国のリチャード・ガバーという医師の書いた『バイブレーショナル・メディシン』という、どうしようもないくらいに分厚い本がある。私は嘘が嫌いなので、正直に言うと、あまりにも分厚過ぎてまだ読み切ってすらいない。もうかれこれ10年くらい前に買ったのに・・・(それほど分厚いのである。)この本はホメオパシーや鍼灸・気功などのエネルギーや波動を用いた医学についてまとめた本で、「波動か~、面白そうだな。」と手に取った私の知識レベルでは到底読みこなすことが出来ないほどの上等な本である。この中にエネルギーや波動が影響を与える『周波数』の階層についての記述があった。この中でも私たちのからだは7つの階層に分類されていた。その7つの階層というのは 1「物質界」 2.「肉体/エーテル体接触面」 3.「エーテル界」 4.「アストラル界」 5.「メンタル界」 6.「コーザル界」 7.より高次の霊的エネルギー界」というように分類されている。これらの詳しい内容についてはノータッチにするが、いちばん低層が私たちの肉体である「物質界」で最も高等なのが「霊的エネルギー界」という全ての階層に関与するエネルギーであるというところは偶然にも一致するのが面白い。恐らくこれも表現の仕方は違っても『太極』を表しているに違いない。

『現象以前の理念の人間は大生命そのもの、という縦の真理と、現象界は唯心の所現という横の真理がある。』

私たちの潜在意識には全ての物事を具現化していく力があって、芯から良いことを思えば良いことがやってくるし、芯から悪いことを思えば悪い出来事が降りかかってくる。橋本先生は「言葉は運命のハンドル」という言葉も残してくれているが、それと同義であろう。これを毎日「ありがとう」「愛してます」という言葉を奥さんに話しかけていたら、笑顔いっぱいの明るい家庭になっていくけど、「ばかやろう」とか「寝っ転がっていないで掃除しろ」とか波動の洗い言葉を口にしていたら不幸せな家庭になってしまうということだと解釈した私は内のハニーに(我が家では奥様をこう呼んでいる。)「いつもありがとう。愛しているよ。」と話しかけてみたら、何か下心があるのではないかと、かえって怪しまれてしまった。良いこともただ気まぐれでやるのではなく、誠心誠意気持ちを込めて、口にすることが大切なようだ。
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プロフィール

操体プラクティショナー 秋穂一雄

  • Author:操体プラクティショナー 秋穂一雄
  • 東京操体フォーラム
    操体療法東京研究会
    社団法人日本操体指導者協会
     認定操体プラクティショナー
    あきほ整骨院院長
    健康維持増進力学研究所
     
    座右の銘?
    「からだの設計にミスはない」

    あきほ整骨院

    〒810-0005
    福岡市中央区清川2-21-22
      カメラの太洋ビル2階

    電話 :092(521)8508
    メール:sorashidou@gmail.com
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